経理

経理の仕事に向いていないと思う3つの理由(原因編)

私は、新卒で入った営業職を1年で退職し、中小企業の経理職に転職しました。
そして転職して早2年。営業職時代の1年が5年くらいの体感であった一方で、経理職の2年は10ヶ月くらいに感じます。それほど、充実した社会人生活を送れているという自負が、米粒くらいはあります。

這い上がればCFO(Chief Financial Officer)という、なんとも仰々しくも輝かしいキャリアがあります。CFOは企業の状況を数字で分析したり、企業のビジョンを数字面で語ったりする、CEOの片腕です。
しかし、一般社員の経理の仕事は細かく、規模も小さかったりして、地味に扱われます。

そもそも性格的に向いていないよ…
この数字を扱って何になるんだ…

と、思いがちです。経理職に「就いてしまった」あなたは、ロダンの考える人よろしく、頭を抱えていることでしょう。それはそれで、また新たなキャリアのスタートを切る第一歩かもしれません。

ここでは、「経理の仕事に向いていないと思う3つの理由(前編)」と題して、考察してみます。そして後編では、それらの理由への対策を述べたいと思います。これらの考察によって、今の状況を現状維持するのか打破するのかを決めるきっかけになればと思います。

理由① 性格が合っていない

これは経理職に限らず、どの職種でもよく聞くことだと思います。他人から言われたのか、自分が思っているのか、はたまたそのどちらもかわかりませんが、経理職に関してもう少し掘り下げると、以下の理由が挙げられると思います。

(1)数字を扱うことが苦手だから

いわゆる拒否反応という感じでしょうか。経理職は企業の業績から日々の売上や経費などの計算・管理などを行っていますから、他の部署より数字を扱う事は多いです。学生時代から数学は苦手だったとか、ミスばかりしてしまっているとか、負の経験によって数字を扱うことに前向きではない状態といえます。

(2)業務が細かいから・貢献度が低いから

数字を扱うことというよりも、業務の、会社への貢献度が低いから、という理由です。
確かに、会社の売上(ひいては利益)にダイレクトに貢献する営業職に比べると、経理職は存在そのものがコストというイメージがあると思います。特に営業職の人は、会社の人間の給料を稼いで来ないといけない、と教えられていることも多いでしょう。
更には、日々の業務の細かさ・小ささに嫌気がさしていることもあると思います。特に一般社員だと、社員ひとりひとりの旅費精算や売上処理など、地味な仕事ばかりでやりがいを感じられない状態といえます。

(3)部内の雰囲気が合わないから

これは(1)に通ずることもありますが、経理職は数字を扱う職種であるが故、数字のミスに厳しい部署です。もちろんそれは、最終的に正しい数字で利益を把握できないことに繋がるので当たり前でしょう。正しく数字をあげられないということは、企業が社会的な信用を築くこともできないということです。
数字にシビアであるからこそ会社が成り立っているのですが、経理はそのプレッシャーできりきり舞いという時期もあります。そんな雰囲気が好きではないという理由です。

②ほかの部署から煙たがられるから

検索サイトで「経理」と打つと、予測検索ワードに「嫌い」と出ます。(笑)これは、自分が経理職で、合わなくて嫌いということもありますが、他部署が経理を嫌いということもあります。
先述したように、経理はどんな数字に対してもシビアですから、1円単位で物事を話すことも少なくありません。サッと話を終わらせたい他部署からすると、「そんな細かいことどうでもいいじゃん…」と煙たがられることが多いでしょう。そんな肩身の狭い部署には居たくない、もっと感謝される仕事をしたいという理由で、経理は向いていないと思ってしまいます。

③仕事量が多いから

これはほかの部署でも言えることかもしれませんね。経理職の場合は、所要時間が小さい業務が無数にある、という意味での仕事量が多いということが言えると思います。旅費精算、給与計算、売上・支払処理、情報開示資料の作成、またそれらのチェックなど…。次から次へと仕事をこなさなくてはなりません。もし総務と兼任している場合は、そこに勤怠や福利厚生の管理、健保や社保への書類提出、社内設備の運用などなど…。本当に、無数にあります。目まぐるしく仕事をこなさなくてはならないことに我慢ができないという理由で、経理は向いていないと思ってしまうパターンです。
まとめ

以上の3つが、自分が経理に対して向いていないと思ってしまう代表的な理由だと思います。一度、自分に当てはめたらどうか、掘り下げてみてはいかがでしょうか。もしかしたら「こんなことで嫌だと思ってたのか!おれはまだまだだな!」と思うかもしれませんし、体調を崩す手前まで来てしまっている場合は、環境を変えるのが得策だとも思います。最終的には、ご自分の、判断です。

そして後編では、これらの理由に対して、「ではどうするべきか」ということに焦点を当てて考察していきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!