今日のワッキー

ゲームで名前を考える

突然だけれど、人の名前を考えるということは、人生で1回か2回、あるかないかだよね。もちろんそれは子供ができたときで、それ以外には僕にはとても思いつかない。考える時も、読みやすさだとか字面だとかをよく考えて決めるんだろう。人によっては画数にも気をつかったり、自分が親から受け継いだ一文字をあてたりもするらしい。

ゲームをする人にはよく直面することだけれど、自分が使うキャラクターに名前を付けなければならないときがままある。僕の場合は、兄と同じゲームをすることがあったので、セーブデータを分かりやすくするという理由で、兄は苗字、僕は名前でそのキャラクターを名付けることが多かった。名前もひらがな、カタカナ、漢字の3種類があったけれど、半ば自動的に名前が決まっていたので、名前を決めるということにさして意識をするということはなかった。

小学3,4年の頃だったと思う。
そのときにPCのフリーソフトで「cat‘sダービー」という競馬ゲームに少しハマった時期があった。競馬の猫版。猫もドット絵で走る簡素なものだった。そのときに、「人の名前」「セーブを分ける」という大きな条件ふたつが外れた。
架空の猫に競馬っぽい名前をつける。ティーンエイジャーになったかならないかの少年には難しい問題だった。
どのくらい考えたか忘れたが、結局「アルスダビリオン」という名前をつけた。猫っぽくはないが競馬っぽいオリジナルな名前を付けられたことに少年はとても満足した。

時を経ずしてパワプロやプロ野球スピリッツにハマった私は、オリジナル選手に名前を付けるということに快感を覚え始めた。育てるよりも名前をつけることに腐心した。時には兄が作る選手にも名前を付けたりした。
はじめこそ、苗字、名前、苗字の漢字を反転させたもの、友達の名前などありふれた発想からくるものだった。しかし途中から、僕の知っている人の名前だとどうしてもその人を想起してしまうことに抵抗を感じ、知り合いにもスポーツ選手にも芸能人にもいない(知らない)苗字を付けることにした。なおかつ、強そうな。

なかでも一番覚えているのは卜部(うらべ)。
もう名前を付けた時から、こいつは強くなると確信した。細いけど筋肉質、足も速くてパワーもそれなりある、みたいなイメージが湧くよね。ね?
実際育ててとても強くなった記憶がある。僕のイメージは正しかった。
今はゲームをほとんどやらなくなったけど、やっぱりたまにやりたくなるのは、野球ゲームでオリジナル選手をつくるやつだよね。いっぱい名前つけたい。

まあ、自分の苗字の選手が1番強くなるんだけどね。