日々の美容あれこれ

日焼け止めに含まれる化学物質が体内に流れ込んでいることが分かった件

日焼け止めに含まれる化学物質が体内に流れ込んでいることがわかりました。

米国食品医薬品局(FDA)による小規模な臨床試験の結果、日焼け止めの成分が皮膚を通じて体内に吸収され、血液中に流れ込んでいることが分かったそうです。Wiredの記事はこちら

米国医師会雑誌(JAMA)にその論文が掲載されています。
こちらから

詳細はWIREDの記事をご覧いただければ内容が掴めます。

ポイントはこちら。

✔皮膚は化学物質を通さないと考えられたが、その説が覆った
✔スプレー、ローション、クリームのいずれのタイプの日焼け止めも体内に吸収する
✔スプレー、ローションタイプは日焼け止めの塗布をやめてもなお血液中の化学物質レベルが上昇した
✔化学物質が血中に流れ込むことによる影響が分からないことが問題になっている

では、日焼け止めは危険なのか?を私なりに考えたいと思います。

皮膚は病原菌と化学物質を通さないという従来の考えがあった

根拠の程はわかりませんが、私が今勉強中の化粧品検定2級のテキストにも表記されています。

皮膚自体には、外界の刺激から身体内を保護する作用があります。病原菌や化学物質などが体内へ侵入するのを防ぎます。

化粧品検定2級・3級対策テキスト p.66,67より

 

病原菌や化学物質をどこまで通さないんだろうという疑問はありました。「皮膚」と一口に言っても、見えている部分から表皮、真皮、皮下組織とありますし、表皮の途中までは通してしまうのかも…?と思っていました。

実際皮膚の作用としては以下が挙げられますが、そこに「吸収作用」「保護作用」があるのが不思議ですね。何を吸収し、何から保護するのかという判断を皮膚ができるとは思えないですからね。。

・吸収作用
・保護作用
・表情作用
・排泄・分泌作用
・知覚作用
・呼吸作用
・体温調節作用

今回の論文で日焼け止めを塗ると血液中に化学物質が流れ込むことが分かりましたので、化学物質はすべて吸収する可能性があるということです。ああおそろしや。

でも待って!化学物質=悪なの?

化学物質と聞くと、たしかに体には良くないイメージがあります。でも自然のものでも体に毒な成分はありますし、本当は一概に言えないのでは…?と思います。

この論文でも、化学物質が血液中に流れることはわかったが、その影響が分からないことが問題だと述べています。

今回の記事で「やばばば!日焼け止め塗るのやめなきゃ!」と思うには少し早いということです。紫外線による日焼けが皮膚ガンの一因になるということは証明されていますからね。

wakky
wakky
今のところは「日焼け止めはぬりぬりする」が正解。



米国食品医薬品局(FDA)が化学物質の影響を調査中

一連のこの件は、実はFDAが以前から指摘していたことだそうです。各化粧品メーカーに、日焼け止めの吸収率のデータ提出を求めていたそうな。メーカーは反発しているけれど。

徐々に規制が強化されていることもあり、FDAは化学物質の安全性と有効性を証明するために、血液への吸収に関するデータの提出を義務付けました。

さらに、既に承認している16種類の化学物質に関しても再調査。やっと本腰を入れて調査できるといったところでしょうか。

日焼け止めの是非はまだ”アメリカ”の調査だ

忘れていただきたくない点は、この調査がアメリカ主体だということ。日本はどのジャンル(スポーツとか、医薬品とか)においてもアメリカの結果を受けて追うように規制を強化したり緩和したりするため、FDAの調査結果が反映されるのに数年かかるように思います。

お役所的な承認の流れなのかはわかりませんが。きっと色々な大人の事情があるのでしょう。

アメリカと日本では規制がかかるものの差がある

実はアメリカが使用が禁止されているものでも、日本では使用されているものがあります(その逆も)。

アメリカで禁止され、日本で使用されているもの

・タール色素

タール色素は発がん性がFDAにより指摘されていますが、日本では発色が良いために使用されています。海外の芸能人が日本の化粧品を購入しにやってくるのはこのためです。

日本で禁止され、アメリカで使用されているもの

・ホルマリン
・過酸化ベンゾイル
・過酸化水素
・レチノイン酸

こちらも発がん性がしてきされているなど、身体に影響があるなどとされているため、日本では規制されています。

まとめ〜気にしすぎない、気にしなさすぎない〜

以上のように、日焼け止めの化学物質は体内に流れ込むことがわかり、その影響がどのくらいあるのか、今後注目すべきですね。

気になる方は毎日の使用を控えるとか、お子さんがいらっしゃる方はお子さんへの使用を控える(皮膚面積が成人より小さいことによる吸収率などの影響の差がある可能性が指摘されているため)などの一時的な対応をすると良いと思います。

また、国で使用される物質には差があったりもするため、結局日本では日焼け止め市場がなにも変わらないこともあり得ます。

すべてを気にしていては生活が窮屈になってしまいかねないので、、、
気にしすぎず、かといって無頓着すぎないように、心がけてみてはいかがでしょうか。

wakky(@wakky_chachacha)でした。