こんにちは!あおむぎ(@wakky_chachacha)です。
この記事は、そんな人のために書いた記事です。
お酒を飲む時チェックリストがありますので、まずは自分に当てはまるかどうかチェックしてみてください。
お酒を飲むとき・飲んだあとの肌荒れ行動check
☑️水を飲まない(または酔いがまわってから飲む)
☑️果物や野菜を食べない(または食べてもキャベツなど葉物程度)
☑️ビールや日本酒を好んで飲む
☑️帰宅したあとはアルコールを抜くために熱いお風呂に入っている
☑️酔っているので、入浴後はついスキンケアをしないで寝てしまう
いかがでしたか。実はひとつでも当てはまったら、それは肌荒れの原因を作ってしまっているのです。
この記事は、お酒を飲むと肌が乾燥したり肌荒れしてしまう人に向けて、原因別に対策を紹介しています。上のチェックリストにひとつでも当てはまったら、一度読んでみてくださいね!
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原因①:アルコールの利尿作用による脱水症状
原因
アルコールには利尿作用があり、お酒を飲んでいる以上に水分が体外へ排出されます。体内の水分量が減るという事は、肌が乾燥するの同じことです。
乾燥によって肌の水分量が減ると、肌の表面がごわつくだけでなく、水分量の少なさを皮脂量でカバーしようとします。皮脂分泌量が多いという事は、皮脂性の肌をもっている人がニキビができやすいのと同じく、肌荒れがしやすい状態になるということなんです。
対策
その対策としては、お酒の席で積極的に水を飲むことに限ります。私もついついやってしまいがちですが、随分お酒が回り始めてから思い出したように水を飲むのではなく、始めからお酒の隣に水を用意しておくと良いでしょう。
肌荒れと水。関係ないようにも聞こえますが、脱水は肌の乾燥を招きますので、水分補給は肌にとって大切なことなんです。お酒を飲んでいるから水分もとっている、ということにはなりませんよ!!
原因②:アルコール分解によるビタミンB1不足
原因
アルコールを摂取すると、その分解にはアセトアルデヒドという酵素が必要になります。しかしアルコールを多量に摂取すると、このアセドアルデヒドが不足します。そうすると、体は第二の方法でこのアルコールを分解しようとします。それは、ビタミンB1を利用するという方法です。
さらにアルコールはビタミンB1を利用するだけではなく、ビタミンB1の吸収を阻害するので、体内のビタミンB1の量を著しく低下させます。
ビタミンB1は皮膚や粘膜の健康を維持する働きがありますので、ビタミンB1が不足すると肌荒れしやすくなってしまいます。
対策
ビタミンB1の豊富な料理を食べるよう心がけてください。具体的には、豚肉、レバーです。これらはお酒の席に出てきやすい食材だと思います。
ちなみに、ナッツ類ビタミンBではなくビタミンEが豊富な食材で、肌のターンオーバーを促すので肌荒れ予防には効果的です。
ナッツ類は脂質が多くニキビや肌荒れの原因になると考えられがちですが、不飽和脂肪酸ですので、基本的には肌の乾燥を防ぐ、肌荒れしないようにする作用があります。味付けのために油やバターなどが使用されていると、それらの摂取によって肌荒れを引き起こすことがありますので、素焼きのものが良いでしょう。
ただ、カロリーが高いものもありますので、過剰に(30粒以上)食べるのは避けましょう。
【参考】
全国健康保険協会 協会けんぽ『食事から始める肌荒れ・ニキビ対策!』
原因③:糖質やカロリーを摂りすぎる
原因
お酒には糖質やカロリーが多く含まれているものがあります。代表的なものは、ビールや日本酒。また、楽しいお酒の席には、脂っこいもの、カロリーの高いものも沢山出てきますよね。
糖質やカロリーを多く摂取すると、アルコール分解でも必要なビタミンB1に加えてビタミンB2もその分解に駆り出され、ビタミンB1,2不足を引き起こします。
ビタミンB1と似たような性質を持つビタミンB2も、肌のバリア機能を保ち、肌の環境を正常化させる効果があります。それが不足してしまうということは、もうおわかりですね。ニキビができやすい肌質になってしまうのです。
対策
上述した豚肉やレバーに加え、納豆、卵、牛乳など乳製品を意識して食べるようにしてください。ビタミンB2は熱に弱いため、納豆、乳製品など加熱しないものを食べるとより効果的です。お酒を飲んだ帰り道にラーメン屋さんに寄るのではなく、家に帰って納豆を食べると良いと思います。
【参考】
武田コンシューマヘルスケア株式会社 『ビタミン ミネラル栄養百科』
主なビタミン・ミネラル一覧表
(監修:滋賀県立大学人間文化学部生活栄養学科 教授 柴田克己先生)
原因④:アルコール摂取による血行促進
原因
アルコールを摂取すると、赤ら顔になったり体温が上がったりすると思います。それはアルコールに血管を広げる作用があり、血行がよくなるからです。その効果とニキビとどう関係があるのか。
血行がよくなるというのは、ニキビができやすくなるということよりも、むしろ今できているニキビが悪化しやすい状態であるということです。
特に赤いニキビは炎症が起きている状態です。ニキビだけではなく体のどの場所もそうですが、炎症が起きている部分は冷やして対処するのが一般的ですよね。逆に温めてしまうとジンジンと痛み、悪化させてしまいます。それと同じで、ニキビがある箇所を温めてしまうとそこに血液がよく流れ、悪化させてしまうことになるのです。
対策
フェイスラインなどにできる大人ニキビはホルモンバランスの乱れから生じることが多いので、実は血行を促進させることが対策になってきます。しかし、炎症を起こしているニキビに血行を促進させるとニキビが悪化する恐れがあるので、上がりすぎた体温を下げるという意味で対策をご紹介します。
まず、カフェインが含まれている飲み物です。コーヒーや緑茶など。利尿作用により、一緒に体温を出すという方法があります。しかし、お酒を飲んでいる状態ですので、さらなる脱水症状を引き起こさないよう、水分補給は怠らないようにしましょう。
そして、カリウムや水分が含まれている食べ物。なす、トマト、きゅうり、バナナ、レタスなどです。カリウムはこれまた利尿作用があるので、注意。なんか注意すること多いですね。笑
【参考】
『タニタの健康応援ネット からだカルテ』
原因⑤:アセトアルデヒド分泌による睡眠不足
原因
アルコール分解酵素であるアセトアルデヒドは、深い睡眠を阻害します。
これは迷信です。たしかに入眠はスムーズでも、眠りの質自体は決してよくありません。アルコールが体内に残っている状態で寝てしまうと、寝ている最中にアルコールを分解しようとします。それはアセトアルデヒドを分泌させることに他ならないので、深い睡眠は得られないのです。
睡眠不足になると、肌としてはターンオーバーに十分な時間が得られなかったということになります。それは肌の余分な皮脂を外に出さずに肌の内部に留めてしまうことになりますので、肌荒れを引き起こしてしまう原因になるのです。
対策
就寝前に飲酒をしないことです。
成人男性がビール500ml飲むと、3~4時間の間体内にアルコールがとどまることがわかっています。さらに飲み進めた場合は、6~7時間またはそれ以上の長い時間、アルコールが分解されないまま体内に残ります。
そこで、アルコール分解に必要なビタミンB1を摂取することも心がけると良いでしょう。
しかしそれも就寝前に食材で摂ってしまうと、消化で体が休まりませんので、就寝前に摂取するのは控えましょう。
サプリなどで補うのは一つの手かもしれませんね。
ちなみに私は泥酔して帰るときにお菓子を買ってしまうことがあるのですが、ある日なぜかビタミンBのサプリを買って帰ったことがあります。笑
本能が働いたのでしょうか、、
ちなみに買ったのはこれ。
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【参考】
公益社団法人 アルコール健康医学協会『お酒と健康 飲酒の基礎知識』
乾燥は肌荒れの敵!飲酒後は丁寧にスキンケアを
程よく酔っていい気分で帰ると、ついついスキンケアを怠ってそのまま寝てしまうことがありますね。酔って脱水症状を起こしている肌は、水分を欲しています。いつもより丁寧なスキンケアを心がけるようにしてください。
私はもともと乾燥肌かつオイリーな肌質ですが、以下の方法で肌質が改善しています。
導入液→化粧水→クリーム
それぞれレビューも書いていますので、ぜひご一読ください!
導入液(アベンヌウォーター)
アベンヌウォーター
化粧水(アルビオン スキコン)
アルビオン スキコン
クリーム(ラロッシュポゼ エファクラH)
ラロッシュポゼ エファクラH
まとめ
翌日の肌荒れを気にせずお酒を楽しく飲むために、これらのことに気をつけたいですね!自分への戒めにもなりました。
そしてスキンケアも絶対に欠かせません。酔っていても自然とスキンケアができるように、普段から習慣付けておくことも大切です!!